GCPのロードバランサの仕組みの復習

あいまいな理解でなんとなく使っているので復習がてらメモ。

下記を参考にまとめる。

www.ianlewis.org

リンク先から引用するが、2枚目のダイアグラムの画像がすごくわかりやすい。

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  • まずはヘルスチェックを作る

    • ヘルスチェックは他のリソースに依存しない
    • バックエンドサービスにアタッチすると動作を始める。それまでは作っただけでは何もしない
    • Compute Engineリソースのカテゴリに存在する
  • バックエンドサービス

    • 実体はインスタンスグループへのリンクだが、ポート番号とロードバランシングモードを設定できる。そこで設定したポート番号はnamed portとして設定する
  • バックエンド

    • バックエンドサービスとは別。バックエンドサービスはいくつかのバックエンドを束ねる。バックエンドサービスにヘルスチェックがひもづき、バックエンドにインスタンスグループがひもづく。(上掲のダイアグラムを参照)
  • URLマップ(Url Maps)

    • ホスト(host rules)とURLのマッピング(path matchers)で構成。
    • デフォルトでつなぐバックエンドサービスを設定する。他にマッチするものが無ければこれが利用される。1つしか作らないのであればこれだけで十分。
  • ターゲットプロキシ

    • フォワーディングルールとURLマップの間に挟まるもの
    • ここでユーザーの接続はterminateする
    • 主にSSL証明書を設定する
  • フォワーディングルール

    • IPアドレスをロードバランサ・ターゲットプロキシとひもづける
    • 実際に課金されるのはここ
    • IPアドレスは事前に別で作っておく