Who Gets What - マッチメイキングとマーケットデザインの新しい経済学

マッチメイキングとマーケットデザインについて。

この分野がとてもいいと思うのは、ゼロサム・ゲームでないところ。仕事の多くは、何らかの資源の取り合いであることが多くて、競争を通じて市場や付加価値が拡大することはもちろんあるにせよ、競争が激しすぎて消耗していると感じることもある。

マッチメイキングは、その市場の作り方を工夫しようというもの。

腎臓交換、就職、学校選択、など必ずしもお金がやりとりされないものについても、何らかの取引を行う市場といえ、適切なデザインによって取引が改善する余地がある。

ゲーム理論をもう一度おさらいしたくなった。